January 19, 2005

I'm Wide Awake, It's Morning / Bright Eyes (Saddle Creek)

 “21世紀のボブ・ディラン”、“グラム・パーソンズの再来”、との呼び声も高いネブラスカ州はオマハのローカル・ヒーロー、コナー・オバースト率いるブライト・アイズ。やりたいことがたくさんありすぎてアイデアを1枚に収めきれず、2枚同時リリースとなった新作のこちらがメイン盤(でしょ?)。先行シングル【4】ともう1枚の『Digital Ash in a Digital Urn』に収録の♪Take It Easy が全米シングル・セールス・チャート1位・2位独占、とインディーズのハンディを見事に克服した異例の快挙にスプリングスティーンやニール・ヤングからも拍手喝采(スプリングスティーンが先導したVOTE FOR CHANGEツアーにも参加しています)。伝統的なアメリカン・ロックのスタイルに現代の新鮮な息吹を吹き込んだその功績は、ベック以来の偉業と言ってもよいかもしれませんが、僕のなかではどちらかと言うとベックよりもWILCOのジェフ・トゥイーディの姿と妙にダブってしまって、オルタナ・カントリー次世代版『Being There』といった印象でしょうか。ノラ・ジョーンズの相方ジェシー・ハリスに、お墨付け役エミルー・ハリスも参加、とバックの布陣もインディーズらしからぬ豪華さですが、今回も相当メジャーからのオファーを蹴ったんだそう。これからもとことんインディーズのままで健闘してもらいたいものです。『Digital Ash〜』と併せて聴いてこそはじめて彼の魅力は伝わるんだってどうせ言われるんだろうけど、せっかく分けてくれたのだから、僕はこっちだけにしておきます・・・すみません。痛烈な反ブッシュ・ソング♪When the President Talks to God が、iTMS-USAで無料配信されてますよ!